2022年度パイプオルガンブランチコンサート
2022年度パイプオルガンブランチコンサートの概要です。
今年は毎回ソリストをお迎えしての開催となります!
それぞれAve Mariaの作品も演奏して頂きますので、ぜひ聴き比べもお楽しみ下さい。
今年は開催曜日が不定期となりますので、お気をつけください、
3月30日(水)
《Gloria in Excelsis Deo 》 いと高きところには栄光 ~オルガンとトランペットによる賛美の響き~
M. A. シャルポンティエ テ・デウムより
カッチーニのアヴェ・マリア
E. モリコーネ ガブリエルのオーボエ 他
トランペット 武内安幸
6月4日(土)
《Te Deum laudamus》 我ら神をほめたたえ ~大聖堂のコンサートをソプラノと~
J. S. バッハ 御身が共にいるならば BWV 508
Fr. シューベルト アヴェ・マリア
J. デメッシュー テ・デウム 他
ソプラノ 岡眞里子
12月15日(木)
《Et in Terra Pax》 地には平和あれ ~クリスマスの喜び~
歌とオルガンによるクリスマスキャロル集
アルカデルトのアヴェ・マリア 他
ソプラノ 本田美香
ハンドベル 名古屋女子大学音楽表現ゼミナール
出演者
吉田文(パイプオルガン)
名古屋生まれ。幼少よりオルガニストを志し、中学卒業と同時に単身渡独。ケルン国立音楽大学カトリック音楽科、並びに大学院パイプオルガン科を卒業。
A級カトリック教会音楽家国家資格及びドイツ国家演奏家資格取得。ヨーロッパ各地でも活発な演奏活動を続けており、コンツェルトハウス・ベルリンをはじめとする各地の
オルガンコンサート・フェスティバル等に多く招聘されている。
平成27年度名古屋市民芸術祭特別賞受賞、令和3年度名古屋市芸術奨励賞受賞。名古屋女子大学准教授、南山大学非常勤講師。「名古屋オルガンの秋実行委員会」主宰。
トーマス・マイヤー=フィービッヒ(パイプオルガン)
ドイツ · ビーレフェルト市マリエン教会の主任牧師を父とし、幼少の頃からパイプオルガンを始めとする教会音楽一般に多大な影響を受けながら育つ。
デトモルト国立音楽大学へ作曲専攻にて入学、作曲をJ. ドリースラーとG. クレーベに師事。1978年来日、国立音楽大学及び大学院にて作曲科の教授として後進の指導に
あたる一方、ドイツ各地の大学にても特別講義講師としてたびたび招聘されている。2015年退官、国立音楽大学名誉教授。
作曲家としての活動の傍らオルガニストとしても活発な演奏活動を続けており、ドイツのエルツ山脈地方ナッサウのジルバーマン製作の歴史的オルガンにてCDを収録した。
武内安幸(トランペット)
トランペット、コルノ・ダカッチャ奏者。国立音楽大学およびベルリン芸術大学卒業。トランペットを北村源三、フリッツ・ヴェーゼニック両氏に師事。
在独中ベルリン交響楽団主席トランペット奏者、ベルリン・ドイツ・オペラ契約団員、バッハ ・トランペットのソリストとして活躍。1994年-2001年バイロイト祝祭管弦楽団
トランペット奏者。1999年-2016年愛知県立芸術大学音楽学部教授。
岡眞里子(ソプラノ)
ウィーン国立音楽大学大学院リート・オラトリオ科修了。オーストリア国家演奏家資格を取得。第3回新人音楽コンクール声楽部門第2位。在ウィーン中、教会でのミサ等
ソリストを多く務めた他、1990年にウィーンベーゼンドルファーザールにて三ッ石潤司氏とリサイタルを開催し好評を博す。以降「ドイツリートの夕べ」
「ヴォルフ/メーリケの夕べ」等リサイタルを意欲的に行い、2006年には名古屋市民芸術祭に参加公演とし、中部経済界12月号において〈聴きごたえのある満足すべき
コンサート〉と高評を得た。多数のバッハカンタータ・オラトリオ、モーツァルト、ハイドン等の宗教曲の他、R.シュトラウス、G.マーラー等の作品でソリストを多く務める。
その他アンサンブル、ジョイントコンサート、リサイタル等コンサートに多く出演。現在、名古屋女子大学准教授、愛知県芸術文化協会会員。
本田美香(ソプラノ)
愛知県立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業。同大学大学院博士前期課程修了。第11回大幸財団丹羽奨励生。《ナクソス島のアリアドネ》エヒョー役でオペラデビュー後、各種コン
サートや2014年丹波明作曲の世界初演となった楽劇《白峯》に乳母役で出演。2016年バロックオペラ《ポッペアの戴冠》にドゥルシッラ役、2019年ワーグナー╱楽劇《神々の
黄昏》第三ノルン・ヴォークリンデ役として出演。またJ.S.バッハの受難曲など宗教曲のソリストも務める。東海バロックプロジェクト、J.S.Bach-Musikkapelleメンバー。